なぜ日本は世界一若者の自殺率が高いのか?

心の操縦法

昨日の三浦春馬さんの訃報。

凡人からしてみたら、ルックスにしても経歴にしても、

全てを兼ね備えている存在に見えるのになぜ?

日本の若者の自殺率はトップクラス。

安全志向・横並びの精神から生まれる閉塞感。

そして物質主義から脱却しきれない社会。

若者の自殺という現象は

日本人のメンタリティーの象徴のように思えます。

 

レールから外れることへの恐怖

昭和の経済成長の時代からの幸せの基準。

 

ー結婚して子供をもうけ、マイホームを持ち、

子供を大学まで(偏差値の高い学校ならさらによし)

出してやり、老後は夫婦二人で悠々自適なくらしー

 

時代の過渡期の今となってはこれを実現するのは

ほぼ不可能、もう完全にオワコンです。

 

にもかかわらず、教育現場ではいまだに

一つの答えだけが正解であるという観念を植え付け続けている。

そして、正解でないものはすべて失敗とみなされ、

失敗は致命傷であるかのごとく扱われる。

社会全体がこの空気感なので、一度レールから外れたら

人生終了だと錯覚してしまう。

そして周囲も脱落者という目で冷ややかに見る。

心の内では自分もいつその立場になるかわからないという

恐怖におびえているのに。

 

いじめが原因で自殺。

就活で内定が取れないことを苦に自殺。

過労による自殺。

 

学校に行かないといけない。

会社におさまらないといけない。

仕事を放りだすわけにはいかない。

 

すべては一つの選択肢しかないという思い込みが

原因です。

だから、苦労して手に入れた財産やポジションを

失うのが恐ろしいし、失った暁には、もっというと

失うことを恐れるあまり、

もう生きるすべはないと早まってしまう。

 

正解できない自分はダメな自分。

能力がない自分は存在してはいけない。

 

社会全体が、条件付きでしか存在を認めない風潮。

ここを変えない限り、活路を見出せないと思いますね。

 

固定観念を崩して減点主義から足を洗う

とにかく日本人は足りないものに意識が向きがち。

自分の欠点を受け入れらず、罪悪感を持っているからこそ

他人の欠点や失敗にも厳しい。

でも表立って責めることができないから

ネット上でキョーレツに批判する。

そんなメンタリティーで、レールから外れないように

生きようなんて無理ゲーです。

 

いじめられて苦しいなら学校に行かなくていい。

会社に勤める以外の稼ぐ方法を探したっていい。

過労死するくらいならニートになったっていい。

どんな状態の自分でも生きていていい。

 

そう思える人が大多数になれば、

もっと生きやすい社会になるんじゃないでしょうか。

 

タイでは、豊かな人が感謝の気持ちで寺院にお供え物をし、

生活に困っている人が寺院に行ってそのお供え物をいただく、

という話を聞いたことがあります。

 

そういった循環こそが豊かさなのかも。

 

ではまた!

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