心理学やスピリチュアルなどに触れたことがあるなら
「自分を満たす」ことが幸せへの第一歩、
というような話を聞いたことがあるかもしれません。
「自分を満たす」ためには
- 自分の気持ちを受け止める
- 自分が喜ぶことをやる
のが大切です。
・・・とかよく言われますが。
「そう言われても自分の気持ちがわかんないんだよ~」
「自分が喜ぶことなんてわかんないよ~」
その反応、ごもっともです。
いつも他人や世間の常識を優先して、
自分を押し殺してきた人こそ
自分を満たすことが必要なんですが、
自分の気持ちを無視し続けてきたわけなんで
当然自分の気持ちだの欲求だのが
わかるはずもない。
じゃあ、どうしたらいいのか?
「やらなくていいこと、やりたくないことを
できるかぎりやめる」
これに尽きます。
「徹底的に」やりたくないことをやめる
本当の自分の気持ちがわからないのは、
心の中に余計なお荷物がたくさん
つまっているから。
「やりたくないけど誰かのためにやらないといけない」
「いやだけど常識的に断れない」
といった理由で自分を鞭打ってやりたくないことを
やり続けていると、
自分の本心ややりたいことが
埋もれてしまってまったくわからなくなってしまうんです。
これって、身体の仕組みと似ているところがあります。
腸が汚れていて、宿便がたまってたりすると、
いくらいい栄養を取っても吸収できない。
だから、自分の気持ちや欲求がわからないなら
徹底的に
「浄化」=「やりたくないことをやめる」んです。
「何もしない時間」=遊びの部分をつくる
ちなみに、「やりたくないこと」には
- 面倒だと思うこと
- 気が乗らないこと
- 自己犠牲感が生まれてしまうようなこと
いろいろありますが、
とくに自己犠牲感が生まれてしまうことは
解毒する必要アリです。
ただ、これについては他人との関係性で
はじめのうちはつい、引っ張られてしまうことも。
そんなときは、
「他人に嘘ついてもいいから自分の気持ちには嘘つかない」
と決めてください。
これは、
「他人に嫌われてもいいから自分のことは嫌わずに認める」
と同義。
そうやって、やりたくなかったことを
やめていくと、「何もしない」時間が
生まれます。
その「無」の時間、ある種の「間」ができることで
やりたいことや自分の本心が
見えるようになってくるんです。
誰もが「自分を満たす」ことを実践すれば誰も困らない :まとめ
もしも、全員が「自分を満たす」ことができていたら、
誰かのために、と他人優先で動くことをやめても、
本当は誰も困らないはずなんです。
自己犠牲=美徳、という観念は
もう捨ててしまっていいと思います。
そうしたら、やりたくないことをやめる勇気が
生まれるんじゃないかと。
ではまた!
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