終身雇用は完全オワコンの時代。
もはや転職は当たりまえ、って感じですよね。
基本的には、視野が広がるし経験値も上がるので
転職はどんどんした方がいい(もちろん私も転職経験者)。
でも、事前にやっておいた方がいいのが
「転職動機をうそいつわりなく徹底分析する」こと。
企業向けに書く志望動機じゃないですよ。
① なぜ転職しようと思ったのか?
② 転職することでどうなりたいか?
について、キャリアベースだけじゃなく、
気持ちベースでも正直に書きだします。
たとえば、
① なぜ転職しようと思ったのか?
だったら、
- 職場の人間関係がイヤだ(特に誰々のこういうところがイヤ)
- 給料に不満
- 仕事が自分に合ってない気がする
- もう十分にやり切った感がある
- ここで学ぶべきことはもうないと感じる
② 転職することでどうなりたいか?
であれば、
- 今の人間関係のわずらわしさから解放される
- 自分のスキルを認められて給料アップ
- さらなるスキルアップができる
こうやって書いてみると、転職が自己成長につながるのか
問題回避になっているのかが見えてきますよね?
もちろん、体がぶっ壊れるくらいのブラック企業だった場合は
さっさと逃げるべきですが(じゃないと命にかかわります)。
でも「転職=ラクになれる」とどこかで思ってたら要注意。
とくに、人間関係で今の職場がイヤだからという理由で
転職すると、転職先でまた同じような問題に悩むことになります、
かなりの確率で。
その場合は転職活動に入る前に、
自分の心のクセに気づく必要があるんですよね。
たとえば、威圧的な上司から解放されたい場合は、
上司に威圧的な対応を取られたときの自分の感情を
思い出してみる。
「こっちだって言いたいことあるのに・・・」
でも主張はせずに折れて、言うことを聞いておく。
そんなときの感情ってどんな感じですかね?
屈辱感とか無力感とか。
それって、過去、とくに子供のころに
味わった感覚だったりしませんか?
そして、その反応がパターン化して、
どうせ自分は軽く扱われる存在、という思い込みが強化される。
こういった心のクセに気づいて解消しておかないと、
どこに行っても同じ現象を繰り返してしまうわけです。
というわけで、まとめると、
転職のためのキャリアの棚卸の前に、
自分の心のクセを見直して、メンタル面も軽量化しておく。
これが転職成功のための裏ポイント!
ではまた!
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