悩みを相談したところが、
かえって気持ちが落ちてしまった・・・
これ、特に近い間柄の相手に相談した時に
起きやすい現象かなーと思うんですが。
私自身も、たまに娘に指摘されます(汗)
クライアントの方にうっかりやってしまわないよう
自省も含めて書きます。
【意外】相談に対するイケてない対応。
それは、
「提案」と「分析」。
この2つについて考えます。
悩みを相談する人は実は「提案」「分析」で傷ついている
相談に対して「提案」や「分析」をするのは
一見有益そうな感じがしますよね。
良い提案であれば、悩みが早く解決できそうだし、
問題の分析をきちんとすれば、
良い解決策が導き出せそうな気がします。
頭ごなしに指示や命令をされているわけでも
説教されてるわけでもないですし。
でも、実はウラでこんなメッセージも伝わっているんです。
「○○した方が良いんじゃないですか?」(提案)
→ 「あなたは答えを持ってないし、
答えを導き出す力がない」
「だから、私が足りない部分を補ってあげます」
相談してきた人を暗に否定しているうえに、
無意識のうちに上下関係ができてしまってます。
さらに、これを繰り返していると、
相談してきた人は自分では答えが出せないと思って
誰かに答えを求めるクセがついてしまうことも。
「○○になったのはあなたが~だからなんじゃないですか?」(分析)
→ 「あなたが悩みを抱えているのは
あなたに問題があるからだ」
問題児扱い。これも相談した人を否定することに。
相談を受けたほうは、良かれと思って
言っているつもりなんだけど、
提案も分析も、
相談してきた相手の解決能力を
信頼してないからやってしまうんですよね・・・
相談してきた人は、見事にそれを感じ取って、
- 自分は理解されてない
- 自分の気持ちを受け入れてもらえない
- 自分には力がない、ダメな人間だ
という思いが強くなってしまう。
そしてそのアドバイスに抵抗を感じてしまうわけです。
これでは相談した意味がないですよね。
相談を受ける側に必要なもの :まとめ
本当は、だれでも自分の中に解決策を持ってます。
だから、相談された方は、
相談してきた人の力を信じて
ただ答えが自然に出せるように促してあげるだけで
良いのかなと思います。
悩みを抱えているときって、
頭の中がごちゃごちゃになっていて
整理ができなくなっている。
感情や思考を整理して、スムーズに流れるように
サポートするのが相談を受ける方の姿勢なのかなと。
ではまた!
コメント